冷えには寒さ以外にも原因が
- shishiraはり灸治療院
- 2020年2月4日
- 読了時間: 2分
shishiraはり灸治療院 大船の高丸です!
今日は暦の上では立春♪
暖冬の影響で、今年の冬の寒さは例年ほどではないように感じますが、
寒さが苦手な私は早く春が来ないかと心待ちにしています
寒さが続くとやはり気になるのが冷えですよね。
末端が冷える、お腹が冷える、足だけが冷える、、、、など冷える場所は様々ですが、
実は冷える原因は、外的要因の寒さだけではありません。
中医学では、気血の流れが滞ることで末端にエネルギーである「気」が行き渡らないことも冷えの原因となります。
気血の流れが滞る原因の一つとして、
ストレスなどの精神的な負担が挙げられます。
こういったストレスに長期間さらされる事で、
気血の滞りを引き起こすだけでなく、津液という身体にとって生理的働きをする大切な水分を消耗してしまうのです。
水分が少なくなる事で、身体の中に熱が発生します。ただしこの熱は虚熱といって風邪などをひいた時に出る実熱とは違い、あくまで身体の中の陰が相対的に少なくなってしまった状態。
こういった症状を中医学では陰虚と言います。
人間の身体は陰と陽がバランスをとって存在しています。
その場ランズが取れている状態が健康な状態で、どちらが多すぎても少なすぎてもいけないわけです。
この陰虚を改善するには、水分をとるだけだはダメなのです。
そして、その原因となっている、ストレスを取り除く、、、、
これが簡単にできたら本当にいいですよね!
ストレスをうまく発散できればいいのですが、仕事のことや、家庭のことなど、どうしてもストレスは常に身近にあって、切り離そうとしても切り離せないのが現状ではないでしょうか。
そのため、ストレスを受けて気、血、津液が消耗された結果、生まれてしまった身体の虚熱がさらにまた気、血、津液を消耗する。
この悪循環を断ち切る事が重要になってきます。
鍼治療では、効率よく身体の陰を充足させるために、陰を消耗してしまう虚熱を捌く治療を行います。
こうやって、ストレスが慢性化する事で、身体の抵抗力が落ち病気になりやすくなる前に、身体のバランスを整えてあげる事はストレス社会と言われる現代人にとって大切な事です。
質の良い睡眠、質の良い食事、適度な運動。
そして鍼灸治療・:*+.\(( °ω° ))/.:+

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