鍼灸師の高丸です。
不眠にもいくつかのタイプがありますが、朝までに何度か目が覚めてしまう中途覚醒や、眠りが浅くて夢を多く見てしまうものや、布団に入ってもなかなか寝付けない、、、、
生活に支障をきたすものを不眠といわれていますが、
いずれにしても、質の良い睡眠がとれないと身体は滋養されません。
何か不調があったとしても、とにかく質のいい睡眠が取れれば身体は回復するんです。
もちろん食事なんかも大事ですけどね。
先日治療をした女性の患者様ですが、布団に入っても2〜3時間寝付けないとのことでした。
眠気はあるし、身体が疲れているのに布団に入ると寝れない。
できれば薬に頼ることなく改善したいですね。
こういった睡眠障害に悩んでいる方は意外と多くいらっしゃいます。
今回の方の場合は、問診をとっていくと
仕事の人間関係がとてもストレスになっていて、毎日とても気を張っていて、
本人も気がついていませんでしたが、体の力が入っている状態でした。
交感神経が優位になっている状態が続いていて、
リラックスや休息を促す副交感神経に切り替われていないことが、
原因の一つと考えられました。
自律神経のリズムを整える治療を何度か行い、
入眠困難は改善しましたが、
ストレスは引き続きあるとのことなので、メンタル面のケアもとても大切になってきます。
ストレスはどんな人でも少なからず感じていると思いますが、
感じ方は人それぞれ...
ストレスをなくす事は難しいですが、
正しく対処できるようになることが大切なのかもしれないですね。

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